サジーのアトピー改善効果
サジーはアトピー性皮膚炎の改善に効果的だと考えられます。
その理由は、サジーには「α‐リノレン酸」と呼ばれる不飽和脂肪酸が含まれているからです。
このα‐リノレン酸は体内に取り入れられると、約1~2割がDHAやEPAに変換されます。
DHAにはみずみずしい細胞膜を作る働きがありますし、EPAには炎症を抑え、アレルギー症状を抑制する効果があります。
そのため、体内にα‐リノレン酸をとりいれることはアトピー性皮膚炎の症状の改善に役立つのです。
ちなみに、サラダ油に多く含まれている「リノール酸」は、摂り過ぎてしまうと、かゆみを悪化させてしまうため、アトピー性皮膚炎を発症している場合は、なるべく摂らないようにすることが大切になってきます。
また、サジーにはビタミンB群やビタミンC、ビタミンEなどのビタミン類が豊富に含まれ、体内でビタミンAに変わるβ‐カロテンも多く含まれています。
それに加えて、ミネラル類もバランスよく含まれています。
これらの栄養素はどれも細胞の新陳代謝と皮膚の再生に必要不可欠です。
したがって、サジーをサジージュースなどから摂取することはアトピー性皮膚炎の症状改善に役立ってくれると考えられます。
実際、サジーがアトピー性皮膚炎の症状改善に効果を発揮したという研究論文もいくつかあるようです。